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④原子力発電や核融合発電で問題は解決できるのでは?
原子力発電所は、その稼働により、電力送配電網全体で見た二酸化炭素排出量の削減や安定的な電力供給に寄与しています。
以下は、カリフォルニア州の時間帯別電源種別発電量のデータです。黄色いところが原子力発電を表しています。
特に、原子力発電所は夜も稼働しているので、昼間に再エネ発電が稼働しても、原子力発電量と再エネ発電量を、需要が大きく上回れば昼間のほうが送配電網平均の単位発電量あたりのCO2排出量で上回ってしまう場合もあり得ます。
そういった場合でも、「例外なく絶対に昼充電をすべき」であると、私たちは必ずしも考えていません。
気候変動の主要因がCO2に排出によるものであるという前提に立って、日本政府は2050年までに電力発電時のCO2排出量を実質ゼロにするという目標を掲げています。
その方針を支持して、前向きに取り組むべきというのが、日本国民の概ねのコンセンサスといっても良いと思います。
しかし、その実行方法については、様々な考え方や立場、意見があって、必ずしも統一したコンセンサスが形成されている訳ではありません。
例えば、以下のような考え方があります。
①電気を100%再エネ化する
➁電気から一切CO2を排出させない(再エネに加えて、原子力・核融合発電も選択肢とする。)
③CO2を多少は出しても、固定化して地中に埋める(CCS)などで実質ゼロとする
私たちのプロジェクトはそのうちのどれか特定の立場に立つのではなく、様々な意見を持つ人々を、広く巻き込んで、「昼充電」といういわば概ねの「最大公約数」で、一つにまとまったムーブメントを形成していきたいと考えています。
>EV昼充電推進プロジェクトとは(全体概要)