#7 地域の公共施設等の利用で
クールシェア/ウォームシェア

3. 節電 <地域脱炭素ロードマップ:ゼロカーボンアクション30> 

COOL SHARE

クールシェア/ウォームシェア

環境省は、クールシェアとは、という家庭や地域で楽しみながら節電にもなる取組も呼びかけています。夏の暑い日、家の電気の半分以上をエアコンが使っています。そこで一人一台のエアコンをやめ、涼しい場所をみんなでシェアするのが「クールシェア」です。


 

1台エアコンを消して涼しいところに集まれば、光熱費の削減につながります。また、「ウォームシェア」は、クールシェア同様に地球温暖化対策の一環として、冬季において暖房を共有する取組です。家族でリビングにあつまることもクールシェアですが、公共施設や地域のお店など涼しく過ごせる場所に集まったり、自然が多くて涼しい場所に行ったりするのもクールシェアです。皆さんもぜひ、夏季はクールシェア、冬季はウォームシェアの取組を実践してみてはいかがでしょうか。

一般社団法人ナッジ推進協議会(NPC)が提供している、地域CO2削減アプリ「地域脱炭素チャレンジ・アプリ」では、長野県塩尻市と秋田県横手市を皮切りに、全国でクールシェア・ウオームシェアが可能な提携施設(図書館や商業施設)をGoogleマップで表示していて、地点をクリックすると、その施設の情報を見たり、チェックインできるようになっています。

また、その施設にはQRコードステッカーがあり、来所して、スマホでアプリをかざすことで、地域のCO2削減に貢献したこと記録を自動的につけることができます。ぜひ、ご活用ください。


なお、環境省でも「クールシェア」特設サイトを開設し、様々な主体の活動を紹介するほか、関連する情報を幅広く提供しています。出典:クールシェア特設サイトを見る

このサイトで「クールシェア」に賛同する企業・団体、個人が地域で気軽に集まって涼むことのできる場所を「クールシェアスポット」として、一般の方が登録できるオンライン上のマップを運用しています。(登録には、facebook アカウントか事務局で発行したログイン用の Sharemap アカウントが必要です)。また、「クールシェア」に賛同する企業・団体がダウンロードできるツール(ロゴマーク、ステッカー)を提供しています。

クールシェアの事務局は、東京都目黒区自由が丘にある「コワーキングスペース・シェア奥沢」にあります。シェア奥沢は地域密着型のコワーキングスペースで、「ご近所でクールシェア」の実践例として、いろいろな取り組みをしているとのことです。