#34 ものが壊れたりしてもすぐに捨てずに
修理や補修

25 修理や補修をする 長く大切に使う <地域脱炭素ロードマップ:ゼロカーボンアクション30> 

REPAIR

修理や補修をする 長く大切に使う

ものが壊れたりしてもすぐに捨てずに、修理や補修をしたり、長く大切に使うなどを心がけてみてはいかがでしょう。こだわりや物を大切にする気持ちを表せる、自分らしいアレンジや親から子へ世代を越えて使うなどして楽しむことができます。実は、ものを修理して愛着を持って使うことが、新しいライフスタイルとして世界的な注目を集めているのです。


5Rとは

3Rという言葉をご存じの方も多いのではないでしょうか。

  • REDUCE(リデュース)ゴミをできるだけ減らす
  • REUSE(リユース) 繰り返して使えるモノは繰り返して使う
  • RECYCLW(リサイクル)繰り返して使えないモノは、資源として再利用する

最近さらに2つのRを加えて5Rと呼ばれる機会が出てきています。

  • REFUSE(リフューズ)不要なモノはもらわない、拒否する勇気を持つ
  • REPAIR(リペア)修理しながら長く大事に使う

そう、「修理しながら長く大事に使う」ことに関心が集まっているのです。ものが少なかった昭和の時代には、ものは修理して使うのが当たり前でした。大事なぬいぐるみに穴が開いたら布を当てたり、傘は職人さんが直してくれたり、アナログの家電も電気屋さんが修理してくれました。ミシンのある家庭では、洋服の布も大切に使っていました。

今は、修理するより買い換えたほうが安かったり、一部の商品は使い捨てを前提に販売されていたりします。断捨離という言葉や、シンプルな生活を指向する人もいて、本当に大切な一品ものを長く大切に使うことに価値を見出すこともあるでしょう。

大切にしたものだからこそ、捨てる前に直して使えないか、一度考えてみてはいかがでしょうか。