#4 高効率給湯器の購入・利用

3. 節電 <地域脱炭素ロードマップ:ゼロカーボンアクション30> 

SAVE ENERGY

高効率給湯器の購入・利用

高効率給湯器を購入したり利用することでエネルギーの節約を実現できます。

省エネタイプの給湯器をご紹介します。(出典:資源エネルギー庁ウエブサイトを見る

CO2冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート):空気の熱でお湯が沸く

ヒートポンプの仕組みを使い、大気中の熱を取り込んでお湯を沸かす、熱効率の高い省エネルギー機器です。かつ夜間の割安な電気を利用することで、経済性と環境性の両立を図っています。

家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム):発電と給湯・暖房を行う

ガスや灯油から水素を取り出し、空気中の酸素を反応させて電気をつくります。その時の排熱でお湯をつくって給湯や暖房を行います。ひとつのエネルギーで電気とお湯を同時につくりだし、エネルギー消費量を抑えます。

潜熱回収型給湯器(エコジョーズ・エコフィール):従来型に比べ効率が15%アップ

ガスや灯油でお湯をつくるときの排熱ロスを抑えたのが潜熱回収型給湯器。給湯器の熱効率を従来型給湯器の約80%から約95%までアップしました。

お湯を沸かすときは給湯器を使いましょう

給湯器はエネルギー効率の高い機器です。お湯を沸かす時は、水からでなく、給湯器のお湯を沸かすようにしましょう。

また、最近食洗器を使う家庭が増えていますが、食器を洗うときは低温に設定することでも省エネ効果が見込めます。65Lの水道水(水温20℃)を使い、給湯器の設定温度を40℃から38℃に下げ、2回/日手洗いした場合(使用期間:冷房期間を除く253日)年間でガス8.80m3の省エネ、原油換算10.21L、CO2削減量19.7kg約1,430円の節約につながります。(出典:資源エネルギー庁ウエブサイトを見る