#39 個人でESG投資を行い
気候変動対策等をしている企業を応援

29 個人のESG投資<地域脱炭素ロードマップ:ゼロカーボンアクション30> 

2050年脱炭素社会の実現に向けて、政府の「国・地方脱炭素実現会議」は「地域脱炭素ロードマップ」をとりまとめました。このロードマップでは、地域の取組と密接に関わる「暮らし」「社会」分野を中心に、国民・生活者に実施を求める30項目のゼロカーボンアクションを定めています。このサイトではゼロカーボンアクション30を無理なく実践できるよう、私たち一般社団法人ナッジ推進協議会が独自に考えるティップスを紹介していきます。

ESG INVEST

個人のESG投資 ーゼロカーボン宣言・RE100宣言など地球温暖化への対策に取り組む企業の応援

気候変動対策をしている企業の応援するため、グリーンボンドを購入するなどして個人で ESG 投資をすることも選択肢の一つとしてもよいかもしれません。地球温暖化への対策に取り組む企業の商品の購入や製品・サービスの利用、投資等によって、環境に配慮する企業が増加し、脱炭素社会づくりとして還元されることが期待できます。(ただし投資には元本割れリスクがあるのでご注意ください。)

グリーンボンドとは

企業や地方自治体等が、国内外のグリーンプロジェクトに要する資金を調達するために発行する債券をグリーンボンドと呼びます。グリーンボンドでは、集めた資金はグリーンプロジェクトにしか使われません。どんな投資に使われたのかは、しっかりと追跡管理され、その進捗度が定期的に報告されるので透明性が確保されます。

グリーンボンドのメリット

グリーンボンドへの投資には以下のようなメリットがあります。

  1. 地方自治体などの発行体の返済不能に陥る(デフォルト)リスクは比較的低い場合が多く、安定的なキャッシュフローを得られる可能性が高い。
  2. 持続可能な社会の実現に貢献できる。
  3. グリーン投資を自らのこととして実感できる。
  4. オルタナティブ投資(一般の株式や債券等の伝統的資産との価格連動性(相関性)が低いとされるによる投資)によりリスクヘッジができる。
  5. 企業として投資する場合、環境に配慮していることを対外的にアピールできる。

環境省は、グリーンボンドポータルを運営し、グリーンボンドに関する様々な情報提供を行っています。