#3 冷暖房の適正な温度設定

3. 節電 <地域脱炭素ロードマップ:ゼロカーボンアクション30> 

SAVE ENERGY

冷暖房の適正な温度設定

室温を夏は28度、冬は22度を目安に冷暖房の適正な温度設定をすることで電気を節約できます。

外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から28℃にした場合(使用時間:9時間/日)年間で電気30.24kWhの省エネにつながります、これは原油換算で7.62Lになり、CO2を14.8kg削減できます。電気代では約820円の節約になります。(出典:資源エネルギー庁・省エネポータルサイト

冷房時は、ドア・窓の開閉は少なく、レースのカーテンやすだれなどで日差しをカットするなどの工夫が効果的です。外出時は、昼間でもカーテンを閉めるとさらに効果が出ます。エアコンだけでなく、扇風機を併用。風がカラダにあたると涼しく感じます。

暖房時も、ドア・窓の開閉は少なく、カーテンの利用で効果があります。特に、厚手のカーテンや、床まで届く長いカーテンの方がより効果的です。また、意外かもしれませんが、冬でも扇風機を併用すると、暖まった空気を循環させ省エネ効果があります。

ただし、適宜、換気をすることが重要です。

また、環境省の取組としては、住宅以外では、不特定多数の方が集まるような飲食店などの不特定多数の人が利用する施設等を対象に、密閉空間とならないよう、換気能力が高く、同時に建築物の省CO2化促進にも資する高機能換気設備などの高効率機器の導入を支援しています。