#10宅配ボックスや置き配、日時指定の活用などで
宅配便を1回で受け取った

6. 宅配サービスの活用 <地域脱炭素ロードマップ:ゼロカーボンアクション30> 

DELIVERY

宅配サービスの活用

いまや生活に欠かせない便利な宅配サービスですが、再配達の増加が大きな社会問題になっていることをご存じでしょうか。宅配便の再配達は、それだけ余分にエネルギー消費や人の負担を増やしてしまいます。宅配便の取扱個数のうち、約15%が再配達の荷物だとも言われます。再配達の増加による、トラックの移動によるCO2排出量の総量は約42万トンで、体積にすると東京ドーム170杯分ものCO2が排出されている計算です。

 

荷物をできるだけ1回で受け取りませんか?現在では、各宅配事業者が様々な工夫をしていて、ライフスタイルに合わせていろいろな受け取り方法を選ぶことが可能になっています。

日時指定する

あらかじめ受け取れる時間に時間帯指定を行うことで、自分が受け取ることのできる時間に荷物を届けてもらい、できるだけ1回で受け取りましょう。

自宅外で受け取る

ご自宅の近くや通勤経路などに受け取れる場所がある場合には、あらかじめ受け取り場所を、宅配事業者の営業所やコンビニエンスストアなどの受け取りが可能な場所を指定しましょう。営業時間内であればいつでも受取れるので便利です。また、マンションなどに設置された宅配ボックスや、24時間受取可能なサービスも設置される場所が増えています。

環境省では、宅配便のクールチョイスを提唱していて、ウエブサイトで様々な情報を提供しています。クールチョイスのウエブサイトを見る。)